はじめに
高尿酸血症は痛風の原因です。尿酸が血液中に多いという結果を表す定義された言葉です.尿酸という物質は,生体内における最終廃棄物の一種です.尿酸は7mg/dL(ミリグラムデシリットル)程度まで血液中に溶けることが可能ですが,それ以上になると,超過した量の尿酸が結晶化します.この結晶が身体のいたるところで物理的に細胞へ損傷を与えます.関節で結晶が生じた場合は,関節痛が生じて痛風の一般症状となります.すなわち,血液が通っている体のいたるところで,痛風は起こりえます.
痛風を持っていると腎臓の機能にも影響すると言われて久しく,エビデンスも出ています。痛風によっておこる腎臓の障害を「痛風腎」と言います。僕は若い頃から、血中の尿酸値が高く、50歳頃、手指の関節の鈍痛が強く起こったこと、および尿酸値が上限を超えたこと、をきっかけに病院で診断を受けました。痛風特有の発作は無かったものの、「高尿酸血症」治療としてそれ以後、治療薬の経口薬剤を投与しています。最初は「アロプリノール」。現在は「フェブリク」20mg x 1錠/日を続けています(~2021/06/27)。
疑問と答え by KeenMe(Mr)
Q : 若いころから尿素窒素,尿酸,クレアチニン(Cr)が高かったのはなぜか?
A : 最初に社会人になってからは,健康診断で行われる血液検査の結果を知ることが出来るようになりますが,それまでは,自分の血液検査の数値を知ったり,意識したりすることは,ほとんどないはずです.では,以下に自分からの疑問に対する自分からの答えを示します.
一つは,体質的に尿酸を作りやすいことで関連する尿酸,尿素窒素の検査値が高かった.その結果,長い年月をかけて,腎臓やその他の臓器・機関に損傷を与えていた.腎臓の損傷の結果が,Cr検査値の上昇につながった,と考えられる.
二つは,記事に記載したように,「痛風」の診断を受けた当時の生活習慣(態度)を思い起こせば,精神的ストレスによる「下痢」が頻繁にあったため,その度,水分摂取を控えていた.それがやがて少ない水分摂取習慣へとつながり,「痛風体質」へと固定された.
三つは,幼少のころ,食事の際に母親から「食事中は水を飲むとお腹が膨らむので飲まないように」と言われていたことで,水分は「悪者」という固定観念が意識に刻まれていた.大人になっても水分摂取はあまりしない方だった.
これまで、フェブリクをやめたくて自己判断により計画的に3ヶ月の休薬、その後、掛かり付け医の受診と血液検査を行いましたが、尿酸値は元に戻っており正常値から外れていたので、その時点でフェブリクの投薬停止は諦めました。それから現在に至っています。
現在の気掛かりは、「クレアチニン (Cr)」の数値です。慢性腎臓病の簡易診断にCr濃度を使って計算結果で判断する方法があります。その場合、私のCr値は、正常値にはなく軽症に分類されます。正常範囲は、以下に示した通りですが、正常の上限である1.11を超えることがよくあります。フェブリクを継続して飲んでいれば、もしかするとクレアチニン値の維持ではなく、改善もあるのではないかと期待していました。
でも、この数年、徐々にですが、悪化の方向に向いていました。腎臓に負担がかかっていのだろうと思っていましたが、その原因について少し考えてみました。
若い頃から、尿酸値と同様にCrも高い値を示していたことから、腎臓については健康管理の必要性を感じていました。先ずは、正確なeGFRは、Cr値を使った計算から個別に知ることができます。また、その計算式からeGFRを表にまとめられたりしているので、その表全体から男女の性や年齢の違いでCrが同じでもeGFRが異なって来ることを把握しました。
僕の場合は、ここ1年(~2021/07)で、Cr値が高くなったことも考えるきっかけでしたが、ふとしたことで気付いた水分摂取量について考えてみました。その結果、現在の生活においては適正な水分量を摂取できていないことが分かりました。そこで、Crや尿酸を下げる期待が持てたので、水分摂取を適正にして生活をすることは良いのではないかと考えました。
適正な水分摂取を毎日送ることで、Cr、尿酸がどう変化するのか記録していきたいと思います。以下、記事の後半には、水分摂取に関しての取り組み、およびフェブリク服用量の減量の結果を示しています。その結果、血液検査の測定結果では、尿酸やCrに関して改善傾向が見られ、フェブリクの減量も可能でした。今後は、更に進めてフェブリクの完全中止が可能か、自分の体で実験を進めたいと考えています。
クレアチニン(Cr)とは
Crはクレアチンから非酵素的にH2Oが取れた無水物で、代謝における最終産物です。クレアチンは,グリシン(Gly),アルギニン(Arg),メチオニン(Met)の3つのアミノ酸を原料にして、肝や腎で合成される。クレアチンは、そのまま、または、クレアチンリン酸として骨格筋に保有される。


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